秋季例大祭 水火祭

莵橋神社の秋季例大祭を「西瓜まつり」という。昔、この秋祭りに、西瓜を売る店が何軒も並んだ。祭りの語源となっている。
 本来は「水火(すいか)まつり」が正しい。「水」と「火」の祭りである。どちらも我々の生命にとって、根幹に関わるたいへん重要な要素である。反面、洪水や火災など一度暴れ出すと我々の手に負えない驚異ともなる。「水」と「火」の大いなる恵みに感謝をする、そして大自然に畏敬の心を表すことが、このお祭り意義である。


 27日には、「水と火の神事」が行われる。御神火で清められた御神水が参拝者に振る舞われる。この水を飲むと1年間、無病息災で過ごせるという。
 

また、御祭神に因んで、古来より、力くらべの神事が行われている。
 一つは27日の子供相撲である。小松市内やその周辺の小学生がまわしをかかえて集まってくる。氏子の人々によってたくさんの景品が用意されている。
 もう一つの力くらべとして、磐持ち神事がある。27日と28日の夜に土俵の上で行われる。ルールはいたって簡単で、80㎏相当の米俵を肩まで持ち上げればいい。参加は自由で、誰でも何回でも挑戦できる。毎年、100人近くが成功している。俵を持ち上げると、次ぎに石に挑戦できる。この石が何とも重く130㎏前後もある。石を肩まで上げられる人は、毎年2,3人しかいない。土俵の周りには、いつしか何重にも人だかりができ、どこからか「よいしょ!」とか「がんばれ!」「もうちょい!」などのかけ声がかかる。
子供相撲とともに、西瓜まつりの名物神事となっている。

祭礼日は平成30年より変更になることがある